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葬儀後に何をする?

お世話になった方への挨拶回りとお礼・報告の手紙


ご葬儀の翌日からお世話になった方々へお礼のご挨拶に伺います。


葬儀後の挨拶回り ◇葬儀後のご挨拶まわり
喪主もしくは、その家族は、お世話になった方や近所の方へのお礼の挨拶回りをします。挨拶まわりは、葬儀の翌日か翌々日に、遅くても初七日までには済ませておきましょう。喪主が直接出向き、葬儀が無事に終わったことへの感謝の気持ちを述べ、お礼の品を持参します。服装は地味なものであれば平服でも構いませんが、男性は必ずネクタイは着用しましょう。

◇挨拶まわりはどこから?
まず最初に寺院など葬儀の司式を務めていただいた宗教者へ、それから故人が生前お世話になった勤務先など故人と関係の深い順にまわるのが良いでしょう。もちろん、隣近所へのご挨拶も忘れずにしておきたいものです。

◇供花・弔電に対するお礼は?
ご葬儀の際、ご供花や供物、弔電などのご配慮をいただいた方々には、挨拶まわりも大変ですので、お礼のお手紙やお電話にてお礼を申し上げるのも丁寧で良いことでしょう。

◇「事後報告はがき」「年賀欠礼喪中はがき」について
「事後報告はがき」とは家族葬や密葬を行った方が訃報を通知しなかった方へ、葬儀が終わったことを報告する手紙です。それとは別に不幸があったその年は喪に服す意味を込めて年始の挨拶を辞退するお手紙が「年賀欠礼喪中はがき」と呼ばれます。年末近くにご葬儀を終えられた方は、年賀欠礼喪中はがきと事後はがきを兼ねる場合もあります。

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寺院など宗教者への御礼と支払い


寺院など宗教者への御礼がお済みでない方は、葬儀後に出来るだけ早くお支払いしましょう。


宗教者へのお礼 ◇宗教者への御礼(支払い)
葬儀での司式を務めた宗教者に対し、ご挨拶回りをされる場合には、その時には必ず御礼(お支払い)をいたしましよう。金額については明確な基準はなく、各寺・教会などでも異なりますので詳しいことは直接、お世話になった場所へご相談下さい。宗教者への御礼は、葬儀後でなくとも葬儀当日などにお支払いいただくことも可能です。

◇謝礼金を包む際の表書き
お布施などの宗教者へのお礼を包む際の表書きは、先方からのご指定がない限りは「御礼」と書き、すべての費用をまとめてお支払いいただいても特に問題はないと思われます。お寺などでは、戒名料として○○万円、お布施として○○万円といった感じの指定がある事もあります。

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葬儀費用の支払い


葬儀、お料理関係、返礼品などの支払いを行います。


現金アイコン◇現金でのお支払い
お葬式を終えた後、1週間~10日以内くらいを目安に葬儀担当者がお客様のご自宅などへ伺い、ご集金いたします。また、弊社までお持ちいただいての支払いも可能です。

振込アイコン◇口座振り込みでのお支払い
お葬式を終えた後、1週間~10日以内を目安に当社指定の金融機関口座へとお振込をお願いいたします。入金確認が取れ次第、領収書を郵送にてお送りいたします。

ローン分割アイコン◇クレジットを利用しての分割支払い
お葬式にかかる費用を6回~最大84回の分割払いがご利用可能です。ボーナス併用払いもご利用いただけます。※クレジット会社の審査が必要となります。葬儀ローン 分割払いの詳細はこちら。WEB審査もできます

ローン一括アイコン◇生命保険など適用後の支払い 最長4ヵ月
生命保険などから支払いを希望される方は、支払いを翌月~最長4カ月後まで延長できます。※クレジット会社の審査が必要となります。 支払い据置き一括払い 詳細はこちら。WEB審査もできます

◇お持ちのクレジットカードでお支払い
クレジットカードをご利用いただくことで預金の引き出しや現金の持ち歩き、葬儀後の送金手続きなどの手間が不要となります。カード払い不可のプランや利用制限額がございます。見積の時点でご確認下さいませ。
visaMasterCardJCBAMERICAN EXPRESSDiners ClubDCUFJNICOSJACCSSAISON セゾンカードUCAEON イオン OMCCFOricoapluslifeRakuten 楽天

◇葬儀料の領収書は大切に保管ください
葬儀料金の領収書は後の健康保険や国民健康保険の葬祭費(埋葬料)の申請手続きの際に必要となることがあります。また、葬儀に要した費用(葬儀料、料理などの接待など)は、相続税から控除される対象となるので、大切に保管くださいませ。

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遺品の整理・形見分け


生前に愛用していた物を必要な物とそうでない物に整理し、家族や親しい人で分け合います。


形見分け ◇故人様の形見として
故人様が遺された物を遺品と呼びますが、当然価値があり必要なものから、不要になるものがあります。価値ある遺品や思い出のお品は、末永く大切に使用・管理して頂ける方へと形見分けとしてお渡しするのが最も良いと思われます。また、目上の方に対し形見分けをすることは、先方から特に希望がない限り、失礼にあたることもあるので注意しましょう。

◇大事な形見分けが終わった後は、便利な遺品整理の代行サービスもございます。
遺品整理代行サービスとは、お忙しいご家族に代わり遺品を整理するサービスです。遺品の中には処分に困る大きなものや、どこから手をつけて良いかわからない状態の時などがあります。お見積りを取ってから作業にかかりますので、どうぞお気軽にご相談くださいませ。

こんな方はどうぞ遺品整理代行サービスをご利用下さい!!
遠方で遺品の整理に行くことができない 忙しくて遺品の整理に手が回らない
部屋の悪臭や異臭の除去、消毒 女性世帯や高齢世帯での荷物の片づけや搬出
大切な遺品の供養・散乱した部屋の片づけ 家財のリサイクル

孤独死などによりひどく汚れたお部屋など
遺品整理の中には、ご家族ではとても手に負える状態でないこともあり得ます。一人住まいの老人の孤独死などでお部屋がひどく汚れている場合でもご連絡下さい。畳やカーペットなどの処分や張替などお部屋のクリーニングも承ります。お気軽にご相談下さいませ。

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納骨の準備


大きな節目となる納骨 準備として、日程や法要の時間、会食の手配を行います。


納骨の時期 ◇納骨の時期
納骨の時期というのは、お墓のある方とない方で大きく異なります。まず、お墓のある方は各宗教によって一般的に納骨が行われる時期がありますのでそちらを参考にして下さい(下記一覧表参照)。お墓のない方は、基本的に墓地の場所を決めて購入し、墓石を建ててからとなるわけですが、だいたいは1年後に行われる一周忌などに合わせる方が多いようです。

各宗教(宗派)別の納骨を行う時期
仏教式 お墓のある方は、主に四十九日。一周忌や三周忌の場合もあります。
神道式 五十日祭までの十日ごとの霊祭の日から選びます。
キリスト教式 カトリック 一般的にひと月後の追悼ミサの日に行います。
キリスト教式 プロテスタント 一般的にひと月後の昇天記念日に行います。
無宗教式 他の宗教もひと月~50日が多いのでそれに合わることが多く見られます。
※どの宗教もご家族の都合などにより上記時期よりも早く納骨をすることも可能です。詳しくは、宗教者へお問い合せ下さい。

◇納骨の際はお墓の納骨室(屍櫃:かろうと)を開けていただきます。
納骨の際は、ご遺骨をお墓の中へと入れるため、普段は締まっているお墓を開けていただく必要があります。そのお墓の中の遺骨を納めるお部屋(スペース)を『かろうと(屍櫃)』と呼びます。かろうとを開けるのは通常石材屋さん行います。墓地管理をしている霊園やお寺に納骨日時を申し込むと石材屋さんへ連絡をしてくれることが多いようです。そうでない場合は、事前に石材屋さんに連絡をしましょう。

◇お墓をまだ用意していない方でも法要などは行います。
お墓が未完成のない場合や、探している途中の場合であっても、四十九日法要など各宗教で行われる儀式(供養)は、行います。納骨をするための儀式なのではなく、その儀式に合わせて納骨を行っているのです。また、無宗教の方でも故人を偲ぶという意味では、宗教儀礼は無関係ですので、お亡くなりになった日から1年後の命日などは、親戚の方などを集めて故人様を思い出し会食などを行っていただくことが大切です。

◇無宗教式の方も「偲ぶ会」としてお集まりください。
無宗教の方でも故人を偲ぶという意味では、宗教儀礼には関係ありませんので、1年後の命日などや、親戚の方などを集めて故人様を思い出し会食などを行っていただくことが大切です。仏教の一周忌、三回忌、七回忌などを参考に行っていただくと憶えやすいと思います。

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