葬儀・葬式のマナーと常識

葬儀葬式のマナーや常識、知っておけば損をしない情報サイト

TOPお葬式のマナーと常識 >葬儀に参列する/お手伝いを依頼されたら

お葬式の手伝いを依頼されたら

『お手伝いを依頼されたら』


遺族より葬儀のお手伝いを依頼されたら、遺族の考えに合わせたお手伝いをすることが大切です。


お香典の管理会計

◇最も多い「受付・会計係り」
葬儀の手伝いを依頼される中で最も多いのが「受付」と「会計」係り。これはお香典(金銭)に携わる場所であるため、一般的に葬儀社からの手伝いがでないからだと思われます。依頼された方は特に香典の勘定には注意してお手伝いを引き受けましょう。葬儀の規模(会葬者の人数)が多くなることで様々なお手伝いが必要とされます。その状況に応じお手伝いすることで遺族も喜ばれることでしょう。

◇香典の勘定は慎重に!!
会計係りを手伝う上で最も気を付けることは、「香典の勘定」です。香典を用意された側で金種を間違えたり、お金を入れ忘れたりという事がよくあります。まずは、いただいた香典袋に記載された額と中のお金が一致するかを確認してください。そこで金種違いや入れ忘れをチェックしてから、記録を取るようにして下さい。勘定が多い場合には記録漏れ、少ない場合には勘定ミスと思われてしまいます。せっかくお手伝いしたのに遺族に心配をかけることがないようお手伝いをする必要があります。

葬儀式場での係り (参考までに)
受 付 受付窓口での香典の受取り・引換券の配布や記帳の案内
会 計 いただいた香典の管理・計算 (香典の金種違いや入れ忘れのチェックをしてから記録)
返礼品 お焼香などのお参りを終えた参列者に対し、返礼品を渡します。
会食案内 帰る参列者へ会食のご案内をします。
道案内 最寄駅から葬儀式場までにプラカードを持って案内します。人数が多い時などに必要
接 待 葬儀社手配の料理 配膳係りがお茶出しサービスをします。料理がない時はお手伝いが必要
車両案内 駐車場への案内・整理係り。
記録撮影 カメラによる写真・ビデオの撮影の係り

◇近年増える家族葬での受付係
近年増加傾向にみられる家族親族だけのお葬式「家族葬」では、基本的にはご近所・町会、知人・友人、会社関係などには声をかけずお葬式をするため、受付会計などの係を依頼する人がいません。そんな時は遠い親戚に当たる方やご家族でも喪主でない方でお香典を預かることが多いようです。家族葬の特徴として参列する方は身内だけという事もあり、式典が始まる前に皆さん揃う事が多く、受付でのお香典の受け渡しは開式前にほぼ終了します。また、お香典は預かるだけでその場で管理会計までしない事もあります。その場合、受付窓口にお1人係りを選任していただければ充分かと思われます。

この記事がお役立ち情報だと思ったら

space

space

telmail